透明な溜息


頭の中で鳴っている音楽は君をずっと探していて

ゆれる時間の終わりをやわらかな陽射しで包んでゆくのだった

いつだって答えを探しているのは答えを持たない僕で

半透明な意見は世界の何処かで透明な溜息をついてる

back